協会について

⚫︎⚫︎⚫︎ 協会の理念 ⚫︎⚫︎⚫︎
笑顔と健康を支える
歯科医療の
新しいスタンダード
歯科から日本の健康寿命を伸ばす
⚫︎⚫︎ ミッション ⚫︎⚫︎
歯科領域の原因不明の痛みで
悩む人を0に近づける
歯科治療で筋膜療法をスタンダードに
⚫︎⚫︎ ビジョン ⚫︎⚫︎
歯科医院を全身の予防・健康づくりの
プラットフォームに
歯科医院、他職種連携
⚫︎⚫︎ バリュー ⚫︎⚫︎
歯科で働く女性の輝く未来をつくる
MESSAGE
理事長挨拶
歯科筋筋膜セラピー協会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
私は20年間、歯科臨床の現場で歯科医師と連携し、患者さまの健康と向き合い続けてきた治療家です。その中で、従来の歯科治療では十分に対応できない「筋筋膜由来」の痛みや不調に課題を感じてきました。
例えば、顎関節症や非歯原性歯痛といった症状は、筋肉や筋膜の緊張や不調が原因となることが多いにもかかわらず、こうした問題に適切に対応する方法が歯科医療の現場で実施されていない状況が続いています。
多忙な診療の中で、患者さま一人ひとりの筋筋膜由来の症状に十分対応するのは容易ではありません。そんな現場の状況を少しでも改善し、患者さまの健康をサポートするために生まれたのがシカキンセラピー(歯科関連筋・筋膜療法)です。
私たちは全国の歯科医院で筋筋膜療法を普及するためには、単に学術的な知識や技術を得るだけではなく、導入のしやすさ、多忙な現場環境でも実践できる仕組み、さらには経営面でのメリットも考慮した筋筋膜療法のシステムが必要だと考えました。
シカキンセラピーは、巷によくある施術テクニックのセミナーではありません。口腔周囲の筋肉や筋膜の緊張や痛みに対し、患者さま自身がセルフケアを通じて健康を維持・向上させることを目的としたサポート型のエクササイズセラピーです。
シカキンセラピーは、歯科医師が短時間で実践できるよう設計されていますが、歯科スタッフを「シカキンセラピスト」として育成することで、効率的かつ効果的に活用できます。これにより以下のような成果が期待できます。
1. 診療の効率化と歯科医師の負担軽減
シカキンセラピストが筋筋膜療法を担当することで、歯科医師の業務を増やすことなく、効果的に筋筋膜ケアを診療に取り入れることができます。これにより、治療の幅が広がり、患者へのケアの質が高まります。歯科医師は本来の治療に専念できるため、診療全体の効率が上がります。
2. 患者満足度の向上
シカキンセラピストによる筋筋膜ケアやセルフケア指導を通じて、患者さまは「自分のことをしっかり理解してくれる」と感じられる安心感を得られます。痛みの軽減や健康維持のサポートにより、歯科医院全体への信頼感が深まり、長期的な患者との関係構築に繋がります。
3. スタッフの成長とチーム力の向上
シカキンセラピストの導入を通じて、スタッフは新しいスキルを習得し、自信とやりがいを持って働けるようになります。患者からの感謝や信頼を直接感じることで、仕事へのモチベーションも向上します。また、役割分担が明確化し、チーム全体で協力して患者ケアに取り組む体制が整うため、チームの一体感が強まり、職場全体が活気づきます。
私たちの目指す未来
私たちは「歯科医院を拠点とした全身の予防医療の推進」を目指しています。
オーラルフレイル(口腔機能の低下)は、全身のフレイル(身体機能や認知機能の低下)の前兆であることが明らかになってい ます。歯科医院は、オーラルフレイルの早期発見から全身のフレイル予防へとつなげる重要な予防拠点となることができます。また、歯科医院には、健康な人が定期的に通院する仕組みが定着しています。この特長を活かし、歯科医師と他の健康・医療専門家が連携して相互に患者を紹介し合い、最適なケアを提供できるネットワークを構築することで、地域全体の予防医療を支える新しい仕組みを実現したいと考えています。
私たちと共に未来を築きませんか?
歯科医院を拠点とした予防医療の推進は、患者さまの健康と地域全体の医療向上に大きく貢献できる取り組みです。この実現の ためには、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手だけでなく、医師、治療家、施術家など、あらゆる健康・医療専門家の皆さまの知識と経験が必要です。ともに新しい予防医療のスタンダードを作るパートナーとして、ぜひご協力をお願い申し上げます。
日本歯科筋筋膜セラピー協会
代表理事 田口直人
INTRODUCTION
理事紹介

代表理事
田口 直人(タグチ ナオト)
なぜ歯科医師ではない私が、この協会の代表理事を務めているのか。それは、誰よりも歯科医療の可能性を信じ、未来を切り拓きたいと考えているからです。
私はこれまで、歯科医院に併設された治療院で20年間、歯科医師と連携しながら臨床に取り組んできました。特に顎関節症などの歯科疾患に関連する筋肉・筋膜の治療や、噛み合わせと全身の姿勢の関係について臨床、研究を行ってきました。
その中で確信したことは「慢性的な痛みや不調は、早い段階で適切に対処すれば予防できる」 ということです。しかし、多くの人は 症状が出てからでないと医療機関を受診しません。そんな中、唯一「健康な人が定期的に通う医療機関」が 歯科医院なのです。
つまり、歯科医療は オーラルフレイルの早期発見を通じて、全身の健康維持やフレイル予防に貢献できる 大きな可能性を秘めています。この可能性を最大限に引き出すためには、歯科医師と治療家・セラピストが同じビジョンを持ってで連携する新しい仕組みを構築することが必要と考えます。
歯科筋筋膜セラピー協会では、歯科医師と治療家・セラピストが力を合わせ、歯科医院を「全身予防医療のプラットフォーム」へと進化させることを目指しています。
そのための第一歩が、歯科診療でシカキンセラピーを普及させることなのです。
この取り組みは、日本全体の健康寿命を延ばし、笑顔と健康が広がる未来を創ることにつながると信じています。ぜひ 一緒に、新しい予防医療の未来を築いていきましょう!
略歴:
1998年 長生学園卒業
2003年 総本山長生寺 整形外科長生医院 4年8ヶ月研修修了
2004年 福岡歯科 統合医療研究所RIM 鍼灸マッサージ治療院 院長
2014年 姿勢改善フットケアセンターRIM センター長
2022年 整体院TAGU 姿勢改善フットケアセンター開院(現在)
現在の職務:
整体院TAGU 姿勢改善フットケアセンター院長(埼玉県草加市)
福岡歯科附属 姿勢改善フットケアセンターRIM センター長
福岡歯科統合医療研究所 主任研究員
資格・認定:
・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
・日本統合医療学会 認定師
・パーソナルフィットネストレーナー(NESTA)
・トータルフットケアアドバイザー
・日本足病学協会認定 インソール療法スペシャリスト
著書・論文:
『ヘルシーエイジングに役立つ歯科統合医療』共著 医学と看護社 2013年
『歯科医師・歯科衛生士のための体のゆがみセルフコンディショニング』ヒョーロン2020年

理事
福岡 博史(フクオカ ヒロシ)
私の法人では、父の代より歯科臨床に東洋医学を導入しており、手技により治療をすることは抵抗なく行われてきました。その一環として、歯科診療室に隣接して鍼灸マッサージ院が併設されおり、そこで様々な歯科関連疾患に対応してもらっています。
しかし、これまでの歯科大学教育の中では、ほとんどの歯科医師が学んできていませんので、その必要性も感じていませんし、実践もできません。近年、顎関節症や口腔顔面痛の原因が筋筋膜痛であるというエビデンスが出てきても、通常の歯科診療で多忙な歯科医師は、患者さんの筋筋膜痛に対するアプローチができないのが実状だと思います。
そこで、歯科衛生士や歯科助手がその役割を担ってくれれば、開業医でも多くの悩める患者さんを助けることができ、また自身が行った歯科治療が、患者さんの歯ぎしり・くいしばりによって壊されるというストレスからも、少しでも解放されるのではないかと思います。
既に当法人では、数名の歯科衛生士・歯科助手のシカキン・セラピストが生まれていますが、皆さん生き生きと仕事をされ、歯科医療従事者としてのやりがいを感じています。
ぜひ医院一丸となって、シカキンセラピーに取り組んでみてください。
略歴:
1983年 東京歯科大学卒業。医療法人社団明徳会入局
国内外で近代歯科医学の研鑽を積むと同時に、福岡歯科統合医療
研究所にて歯科臨床における統合医療の実践と研究を行う
1992年 医学博士学位受領(聖マリアンナ医科大学)
2001年 医療法人社団明徳会福岡歯科理事長(現在)
2017年~2021年 公益社団法人お江戸日本橋歯科医師会会長
現在の職務:
医療法人社団明徳会 福岡歯科 理事長
資格・認定:
歯科医師・医学博士
日本統合医療学会理事(認定医・認定施設長)/ 歯科で唯一
日本歯科東洋医学会常任理事(指導医)
日本ホメオパシー医学会理事(認定医)
日本バイディジタルO-リングテスト協会会員(認定医)
教育歴:
太陽歯科衛生士専門学校 非常勤講師(現在)
元自治医科大学 非常勤講師
元鈴鹿医療科学大学 非常勤講師
元NPO法人統合医療塾 講師
神奈川歯科大学大学院統合医療学講座 講師(現在 )
著書:
ヘルシーエイジングに役立つ歯科統合医療 医学と看護社 2013年(田口代表理事と共
著)
歯と口を治せば、からだの不調は治る! 主婦と生活社 2008年
初心者にもすぐわかるBi-Digital O-Ring Testの歯科臨床への応用(共著)ヒョーロン
2008年
統合医療 基礎と臨床 共同執筆 日本統合医療学会発行 2007年
驚異の波動医療(共著) 廣済堂 1999年

理事
臼田 頌(ウスダ ショウ)
慶應病院の口腔顔面痛外来を訪れる患者さんの80%以上が、「筋筋膜痛」が原因であることをご存知でしょうか?多くの患者さんに診断や治療を通じて「本当に助かりました!」との声をいただいておりますが,その一方で、筋触診による「筋筋膜痛」の診断や、セルフマッサージなどの理学療法について、誰かが知ってさえいれば、患者さん自身も医師も悩まずに済んだであろう症例が非常に多いのが現状です。
このような現状を変えるために、「歯科筋筋膜セラピー協会」は立ち上がりました。
私たちは歯科医師の方々に、「筋筋膜痛」の正しい理解を深めていただき、コメディカルと連携しながら、日常的な予防から、困った時の治療まで対応できるスキルを身に付けていただける場を提供しています。この協会に参加することで、患者さんが笑顔を取り戻す瞬間に立ち会えるだけでなく、医療の現場全体の効率と質を飛躍的に向上させるお手伝いができます。ぜひ、この機会に私たちと一緒に学び、現場で活用できる技術と知識を身に付け、「みんなが幸せになれる医療」を目指しましょう!
略歴:
2006年 東京歯科大学歯学部卒業
慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室入局
2008年 多摩北部医療センター歯科口腔外科医員
2015年~慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 助教
顎関節障害外来・口腔顔面痛外来担当責任者
睡眠センター
2022年 SHOW UP MEDICAL合同会社設立
現在の職務:
應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室
資格・認定:
歯科医師
日本口腔顔面痛学会:専門医、理事,評議員
日本顎関節学会専門医
日本補綴歯科医学会専門医
日本いたみ財団いたみ専門医日本老年歯科医学会認定医
研究:
2019~2022年 科研費(若手研究)
最適な運動療法を管理する「医療アプリの処方」という治療システムの構築と普及
セルフケア用iOSアプリ「慶應いたみケア」開発
第45回リバネス研究費 大正製薬ヘルスケア・ビューティケア賞副賞
「企業が「医療アプリ」によって社員の慢性疾患を予防するシステムの構築」
2020~2022年 口腔顔面痛教育アプリ「アプリで学ぶ口腔顔面痛」開発
2019年 日本顎関節学会 優秀ポスター賞「頭痛が契機となりTMDと診断された「TMDに起因する頭痛」の1例」2024年 アジア口腔顔面痛学会2024 ポスター賞
OVERVIEW
協会概要
協会名 | 一般社団法人 歯科筋筋膜セラピー協会 |
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協会理念 |
1. 歯科で原因不明(筋筋膜痛)で悩む人をゼロに近づける 2. 歯科医院を全身の予防医療のプラットフォームにする 3. 歯科で働く女性の輝く未来をつくる |
活動内容 |
・シカキンセラピーの普及 ・資格認定制度の運営 ・地域医療連携による予防医療の推進 |
役員 |
代表理事 田口 直人 理事 福岡 博史 理事 臼田 頌 |
所在地 |
〒340-0015 埼玉県草加市高砂2-11-9 ヴァンベール草加201 |
関連企業 |
医療法人社団明徳会 福岡歯科 https://www.418.co.jp/meitokukai/index.html/ 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-8-3 JP茅場町ビル3階 |